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事業者プロフィール

小松純子  看護師 秋田県糖尿病療養指導士 フットケア指導士 FSIフスフレーガー

1984年生まれ
秋田県北秋田市(合川町)出身
大館桂高校 衛生看護科卒業
秋田県立衛生看護学院2年課程卒業


社会医療法人 明和会 中通総合病院 2004年就職

血液浄化療法部に約8年間勤務し、導入期・急性期・慢性期・終末期の透析看護を行う。内科病棟(糖尿病・呼吸器内科・脳外科)に約2年間勤務する。2015年退職。
 

足と靴の学校「Fuss und Schuh Institut」にて、フットケアの本場であるドイツの講師からドイツ式フットケア「フスフレーゲ」について学ぶ。

ニッパーやゾンデ、グラインダーの使い方、人工爪作成技術、巻き爪矯正技術、器具の管理方法等について習得する。
 

日本フットケア・足病医学会認定【フットケア指導士】資格取得する。

2015年6月より秋田県内各地域に訪問してフットケア施術・実技講習・器具販売を行う「あきた訪問フットケア」を始める。​
秋田市に拠点を置いて活動する。

2017年4月 拠点を秋田市から県南(大仙市・湯沢市)に移す。

医療法人せいとく会 菅医院のフットケア外来開設に携わる。


2020年8月 大仙市大曲に事務所を持ち、拠点を湯沢から大曲に移す。

2021年2月 「爪切屋AGUBE」を開店。


 

開業から現在まで、看護師の仕事と当事業を並行して行っている。


​自己紹介・今までの活動記録 
https://note.com/footcare_ajk2015/n/n91d35abfca90

​私の伝えたいこと(動画 MEDプレゼン)

https://medjapan.org/011medical/014nurse/komatsujunko/

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フットケアと秋田への思い

​足の爪切りをするときに、「こんなに分厚い爪は切れない」「どこまで切って良いのかわからない」ということはありませんか?

秋田県は高齢の方が多く、長年その方と生きてきた足は、胼胝(タコ)や鶏眼(ウオノメ)、分厚い爪など、年月とともに出てくる足の問題があります。

ヨーロッパではフットケアサロンが多くあり気軽に処置をしてもらえますが、日本ではまだ普及しておらず、なにかあれば皮膚科へ受診するしかない状況です。痛みがなければ受診しない方も多いでしょう。

足のトラブルがあると転倒しやすくなり、また、靴下や布団に引っかかって爪が剥げてしまう場合もあります。糖尿病や透析歴がある方は、足に小さい傷ができると悪化しやすく、潰瘍化・感染・壊死、そして下肢切断に至ることもあります。

肥厚爪などの足トラブルををそのままにして、それが転倒や足病変のきっかけとなり、骨折や下肢切断で寝たきりになってしまったとしたら、その方の人生は健やかといえるでしょうか?

広い秋田で、すべての高齢者の方が足病変を未然に防ぎ、健康を保つにはどうすればよいか。

私ひとりでケアできる人数は微々たるもので、秋田の高齢者人口に追いつけません。そこで秋田県各地域の施設に訪問して、フットケア専門器具を用いて施術するとともに、各地で働くひとりひとりの医療福祉従事者の方に、フットケアの知識技術を伝達したいと考えました。

秋田のどの地域に住んでいても、その地域の医療福祉関係者が知識や技術を持って、いつも関わる患者さんや利用者さんにフットケアができたらいいと思いませんか。

施設の利用者様はそれぞれ基礎疾患や日常生活動作レベルも違いますし、介護を要する方も多いでしょう。身近な職員の方々は、利用者様の既往歴や生活習慣や日常生活動作レベルも把握でき、その方にとって必要なフットケアを判断していけると思います。

ひとりでも多くの方々に、フットケアの知識と技術を得ていただきたい。そして多くの方に、予防ケアにおけるフットケアの重要性を知って行動していただきたい。

県内各地のひとりひとりの力で、フットケアの実践や指導を行い、転倒や足病変・下肢切断を未然に防いでいけば、健やかな健康寿命・介護寿命を生きていける人が増えるのではないでしょうか。

みんなの笑顔と健康を願って秋田でフットケアを行っていきます。ぜひお気軽にご連絡ください。

                                      小松純子

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